昨年に続き「どんたく博多デー」は勝てず、というか完敗、叩きのめされたという言葉が適しているだろう。

 怪我人続出、特に投手陣が崩壊中で前カードも1勝はしたもののチーム状態としては上向かないホークス。いっぽう、近年まれに見る打線の破壊力で破竹の進撃を続けているライオンズ。しかも今年のライオンズは、今まで圧倒的に負けていたヤフオク!ドームでの試合、かつ苦手なバンデンハーク投手が相手ということで、積年の悔しさを今年こそ晴らすという、並々ならぬ闘志が見え隠れしている。やる前から分は悪かった。

 今年は地元のRKB毎日放送がコラボしているらしく、福岡のホークスファンにはおなじみの鬼橋美智子さんがプロデュースということだったのだが、試合前の踊りを披露して下さった博多どんたく港まつり関係者の皆さんに対して、踊っている最中から自局の番宣などをかぶせたり、退場時にも「ありがとうございました」とか「拍手を!」といったこともなく自局に関する話ばかりしていて、ちょっと扱いがぞんざいだった気がする。

 この日の惨状は、個人的にはそういう扱いを受けたどんたくの呪いだと思うことにしている。ひとは想定を上回る酷い状況を目にすると理屈を超えたものに原因を求めるのだな、という、宗教が流行るのは何故かということが分かった一日であった。

 そして、久しぶりに途中で球場を出た。負けていても最後まで観る性分であったが、耐えきれなかった。
 予定の観戦ではなかった故に最安の外野自由席であったことが不幸中の幸いである。

 おそらく、今日も厳しい結果となる確率は高いだろう。もちろん、勝ってくれるように応援はするのだが。

 次カードは大阪ビジターで「KANSAI CLASSIC 2018」である。思えば去年も春先はふるわず、南海ユニフォームを着てから徐々に上向きはじめたような気もするので、たとえ今日は勝てずとも「KANSAI CLASSIC 2018」は頑張ってほしい。
 特に今年はホークス創立80周年ということで、南海OBとの絡みも増えていることだし、何とか溜飲を下げることの出来る結果にしてほしいものだ。

 このチーム状態でGWに突入し9連戦、今年は厳しいなあ。

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 当初観戦の予定はなかったのだが、前試合の敗戦により「勝つまで観る」的な発想で観戦。結果は吉と出た。

 いまいち本調子ではない今宮選手と好調の上林選手の打順を入れ替えた起用が大当たりだった。冷温停止中のギータ&マッチが目立つものの、内川選手&デスパイネ選手が復調気味になってきたので得点力があがってきたように見える。

 バンデンハーク投手は球数多く制球に苦しむ場面もあったが粘りの投球で何とか6回まで。ソロ飛翔を浴びるのはもはやホークス投手陣の伝統芸と化しているが、連打されることなく何とか初勝利。

 4月は何とか頑張って5割以上、3位前後をキープしつつ、怪我人などの復帰を待って毎年恒例の「交流戦ブースト」に向けて整えていってほしい。

 ところで、4/10にホークス球団から「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」なる発表があった。

2019年 福岡移転30周年 福岡ソフトバンクホークスの決意。次世代型複合エンタメ空間の創出を!
「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」

福岡ソフトバンクホークス株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:後藤 芳光)は、2018年球団創設80周年、翌2019年は福岡移転30周年という、記念すべき節目の年に際し、次世代型複合エンターテインメント空間の創出を目指す、「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」を実施いたします。
この「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」は、福岡 ヤフオク! ドーム周辺に、従前のボールパークの枠にとどまらない、1年365日のすべてで、非日常・革新的な次世代型の複合エンターテインメントを体感できる空間を創出しようとするもので、福岡ソフトバンクホークスは、球団創設100周年となる20年後、さらにその先と、ファンの皆様と感動や喜びを共有し、永きに亘って皆様に愛される「世界一のエンターテインメント企業」を目指すとともに、地域に根ざした企業として福岡市の魅力アップへ貢献したいと考えます。

具体的には、世界に誇れる様々な革新的エンターテインメントコンテンツを展開する、「エンターテインメントビル(仮称)」をヤフオクドーム敷地内に建設するなど、球場周辺のエンターテインメント化を更に促進いたします。
さらに、ヤフオクドーム施設においても、よりエキサイティングな映像コンテンツをお楽しみいただくために、映像表示装置「ホークスビジョン」ならびに音響システムの刷新、そして、多くのファンの皆様をお迎することのできる40,000人以上の収容を目指した増席などの大規模改修を順次実施する予定としております。
現在予定されている各施策は、以下のとおりです。
各施策の詳細、ならびに、今回未発表の施策については、今後順次発表いたします。

 メジャー球場にならって日本でも取り入れる球団が増えてきたボールパークという発想を、乗り遅れることなくホークスも取り入れようということである。

 具体的施策は多岐にわたるようだ。ひとつひとつ見ていくと、

1.「エンターテインメントビル(仮称)」 概要
ヤフオクドーム敷地内に「エンターテインメントビル(仮称)」を建設いたします。このビルは、ヤフオクドーム3階部分となるデッキ(外周通路)に接続する形で建設され、各フロアには、リニューアルオープンされる「王貞治ベースボールミュージアム」をはじめ、「スポーツ」・「知的好奇心」に新たなテクノロジーを加えたエンターテインメント施設、「食」のエンターテインメント施設など、世界中の最先端エンターテインメント施設の研究に基づいた様々な革新的エンターテインメントコンテンツが展開される予定となっております。

 ヤフオク!ドームのある界隈は交通の便があまり良くなく、かつて球場に隣接していたショッピング施設「ホークスタウン」も思うような集客が出来ず破綻した過去がある。

 いまホークスタウン跡地には再びショッピングモールを建設中なのだが、当然ながらホークスタウン失敗の反省を踏まえてくると思われる(思いたい)し、それに加えてホークス直営であるこのエンタメビルが加わることにより、野球開催日はもとより開催日以外も集客して、既存ファンの満足度も高めつつ、野球に興味を持ってくれる裾野を開拓しようということだろう。

 近年、福岡は海外からの観光客、特にアジア圏からの観光客が増えてきている。新エンタメビルはぜひそうした海外観光客にもリーチするようなものにしていってほしいところだ。

 具体的には、各種案内や説明文、さらにはインフォメーションセンター人員等の多言語化、体験型アトラクションの充実、などがすぐ思いつくものなのだが、検討頂きたいのは、例えば「野球そのもの」のルールや楽しさが分かるようなもの(ゲームアトラクションでもミニ映画でもクイズイベントでも)や、ホークスのみならず日本各地にあるプロ野球スタジアムの多言語紹介など、野球を知らない観光客が日本でプロ野球観戦してみたいと思うような仕掛けを期待する。

 さらに脱線すれば、チケット販売(店舗やWebサイト)、球場内の案内表示やグルメメニューなども、せめて英語併記すると海外観光客が来やすくなって良いのではないか、とか、いっそホークスが野球観戦ツアーを企画販売(たしか北海道日本ハムファイターズは旅行業も事業に加えて取り組んでいるはず)するとか、言うだけならアイデアは色々ある。

2.王貞治ベースボールミュージアム リニューアルオープン
「王貞治ベースボールミュージアム」のコンテンツ全面見直しを実施し、新たなエンターテインメント要素をふんだんに取り入れた、新「王貞治ベースボールミュージアム」が、前述「エンターテインメントビル(仮称)」内に、リニューアルオープンいたします。

 これは良い改善だと思う。おそらく面積も広くなると思うので、王さん関連の展示はもとより、いま一番プロ野球観戦にお金を使うと思われるダイエーホークス世代(そのころの若者はちょうど良い感じのファミリーになっているはずだ)の琴線に触れるダイエー戦士達のレジェンド展示も常設してほしいところだ。

3.ヤフオクドーム 大規模改修その1「ホークスビジョン改修/立体音響システム導入」

 現在のホークスビジョンは屋内施設設置のビジョンとして表示面積世界最大だそうである。まあ確かに初めて観た人は度肝を抜かれることだろう。
 しかしパネルは5枚に分かれていて継ぎ目も目立つため、所謂つぎはぎ感は否めない。これが改良されるならば歓迎だが、更に良いと思うのは音響の改善だ。ヤフオク!ドームはその立地と収容人数によって野球以外にもコンサート等のイベントで使われることが多い。音響の改善はそうした音楽イベントにも非常に有利に働くはずだ。
 ただ音響ついでに個人的な意見を言わせてもらえば、ホークスのスタジアムDJやハニーズダンスのMCはもうちょっと抑え気味にしてほしい。ぶっちゃけて言うと、たまにうるさい。盛り上げるために尽力頂いているのは重々承知なのだが、抑制気味のほうが絶対かっこいいです。

3.ヤフオクドーム 大規模改修その2「スタンド席 大規模増席改修」
野球興行時収容人員40,000人超えを目標に、座席大規模改修を行います。
外野エリア(現在の「王貞治ベースボールミュージアム」部分)の座席化改修などをメインに、快適性や利便性を損なうことなく観客席を増席し、バラエティ豊かな観戦空間をご提案します。

 ここ最近のヤフオク!ドームの稼働率は90%越え、年間入場者数は250万人越えである。そりゃ席を増やしたくもなるわなと。
 チケット獲得率があがってファンには嬉しい反面、あまりにも席が埋まらない状況があると恥ずかしいので、そのためには、いまは人気があるとは言え強いホークスであり続ける必要がある。チームや選手にも良い刺激になるかも知れない。

3.ヤフオクドーム 大規模改修その3「コンコース(球場内回遊通路)改修」
ヤフオクドームを回遊できるコンコース通路を全面的にリニューアルいたします。
「エンターテインメント」、「スマート」、「アメイジング」をキーワードに非日常感を演出し、利便性が高く、スタンドに入る前のワクワク感を高揚させる空間として、エンターテインメントコンテンツの導入、壁面・床面のリペインティングなどを実施しデザインを一新します。

 ヤフオク!ドームも建設からだいぶ年月が経過して、柱や壁など所々汚れがあるし、いささか風合いも古くささが否めない。住居でもそうだが壁や床で雰囲気はがらっと変わる。球団の感性・デザインセンスが試される施策だ。

 以上、発表内容を読む限りはかなりお金を掛けた施策になっている。さすがは単独大幅黒字球団の面目躍如といったところだ。
 ぜひとも、ボールパーク完成までチームが強い状態を保って頂き、リニューアル後のスタジアムで日本シリーズを観戦したい。

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 デスパイネ選手お目覚め?弾以外、特にない敗戦。
 初先発で黒星となった東浜投手が満を持して登板、と思ったのだがかなり不調の様子。
 打線も湿りがちで、1死満塁などチャンスは作るのだが、あと1本が出ない。
 毎度ながら、開幕ダッシュが苦手である。今週末の鹿児島・熊本でスイッチが入るのかどうか。

 始球式に「岡ちゃん」こと岡田武史さんが登場したことがこの日の話題のひとつである。
 ジョホールバルを知っている(ドーハですら知っている)おっさん世代としては、元気そうなお姿を拝見出来たのは喜ばしい。

 岡田さんは今ではどちらかというとFC今治の経営者として有名だ。しかも、この3月に「後進に道を譲るため」の決意として公認S級コーチライセンスを返納されたり、JFA副会長を退任されたりしていたらしい。
 いま物議を呼んでいる日本代表監督の更迭問題との微妙な符合も感じてしまうが、まあそれとは関係はなくてご自身が常日頃から考えられていたことなのだろう。
 後進のために退くということが出来ない経営者が多い中、この考えは素晴らしいと思う。

 というわけで日本代表の後任監督は西野朗さんらしい。
 これまたマイアミを知っている世代にとっては懐かしさも感じる人選だが、この状況を変える人材ということなのだろう。

 日本プロ野球は大谷フィーバーとの相乗効果で盛り上がってきつつあるので、日本サッカーも何とか立て直してもらって、ワールドカップで雑音を吹き飛ばす暴れっぷりを観たい。

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 見事な逆転満塁HR。最後は打者1巡の猛攻で打ちまくり大勝。

 直接の勝因は中村晃選手の逆転満塁HRにつきるわけだが、本多選手の安打、そして内川選手の今シーズン初安打、デスパイネ選手の冷静な四球が生んだ満塁なわけで、HRに至る流れが素晴らしかった。無安打だった内川選手やデスパイネ選手に初安打が出たことも喜ばしいのだが、なんと言っても3安打で素晴らしい繋ぎ役を演じた本多選手に、全盛期の雰囲気が戻ってきたのではないかという嬉しさを感じる。

 バファローズは山岡投手がすごく良い投球をしていたのだが、中村晃選手への一球は、やはり少し疲れもあったのか。
 バファローズの中継ぎ陣は今年も不安定のようだ。一昨日、西投手は引っ張りすぎたのではないかと思ったが、そういうことかと。先発投手に試合を背負わせて、打力で勝っていくスタイルか。ちょっと昭和を感じる。とは言え今日も助っ人に完璧なHRを打たれたわけなので、助っ人2人が好調のうちに、吉田正尚選手やT-岡田選手、中島選手あたりまで好調になってしまうと、やはり怖いものがある。
 結局、吉田正尚選手の前にランナーがいるかいないかなので、昨日も書いた宗選手がキープレイヤーなのだろう。この日は宗選手を無安打に抑え込めたのが大きい。とは言え、四球や死球で自らランナーをためる「中田劇場」は変わらずなのだが・・・

 今シーズンのホークス応援は、所謂「アウトコール」がなくなったようだ。これまでホークスが守備でアウトを取る度に、専用の応援歌で「残念でした」風の応援?を行っていたのだが、当然ながら相手チームファンの神経を逆なでするという意味で、一部ファンの間では猛烈に嫌悪されていたものだ。
 昔は殆どのチーム応援で行っていたが、全体的に廃止の風潮があるなか、根強く残っていたものである。
 そもそも、自分自身、球場では気づかなかったくらいなので、意識もしていないし聴いてもいないということだ。言われているようにスポーツマンシップの観点でやり過ぎと思うし、演奏が長引いて次プレイ開始の邪魔になることもしばしばあったので、やめるのは正しいと思う。

 古くからの応援歌を大事にする精神も良いとは思うのだが、応援は時代とともにバージョンアップしたら良いと思う。

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