負けなかったというべきか、勝ちきれなかったというべきか、今日以降に臨む気持ちとしては前者であるべきだが、実情は後者だろうね。試合終了直後の矢野監督の笑みが状況を物語っている。
土俵際で同点に追いついたところは素晴らしい。しかし、12回裏の攻撃はねえ…。真砂選手、いくらドリス投手が相手であっても、あの三振は厳しい。
続く松田選手も外野フライすら打てなかったのではあるが、立場の違いを考えると、あの場面はきちんと見極めてお散歩してほしかった。
自ら今年ダメならクビ覚悟で挑んでいる心意気は応援したいし、もともと貴重な右の長距離砲に育つ可能性のあるロマン枠であるが、上林選手の復帰で降格危機を感じるね。何とか結果を出してほしいが。
お互いリリーフ投手を投入した今日以降がどうなるか、総力戦に持ち込んだら本来はホークスの試合になるべきなのだが、つくづく怪我人に泣かされる年だね。