2007年8月21日:晴。気温26.3℃~34.2℃
(前回までのあらすじ:商号決定、印鑑発注そして到着)
昨日のつづき。
定款書き始めましたよ。とりあえず「Google Docs」で。
定款とは「会社などの社団法人の組織活動の根本規則」のことで、要するに会社をやっていくための基本中の基本的な決め事を書き記したものです。
当然ながら、ただ書いただけの「オレ様憲法」じゃだめで、公証役場っていうところで認証を受けなくてはならないんです。
なんとなく、役人が「仕事してる感」を出すためと、「物知らぬ愚民に指導してやった感」を出すために、絶対1回じゃ認証してくれないっぽいオーラを感じます。
でも安心。ネット上にはこれでもかというくらいに定款のサンプルが氾濫していますので、それを確認しながらチョイチョイ手直ししていけば、できちゃうんだなこれが。
でも、少し考え込まなくてはならないところが数箇所。そのうちの一箇所は商号調査でも出てきた「目的」です。
なにせ会社の事業の目的を定義するところですから、行う可能性のある業務は包括的に表現して記しておかないといけません。
自分の場合は、とりあえず第0版としてこんな感じにしました。
(目的)
第2条 当会社は、次の事業を営むことを目的とする。
1. コンピュータシステム及びソフトウェアの企画、制作、開発、販売、賃貸借、保守及びコンサルティング
2. コンピュータ及び周辺機器、コンピュータソフトウェア、通信機器、事務機器の販売並びに仲介
3. ウェブサイトの企画、設計、開発、運営及び販売
4. インターネットに関する総合コンサルティング
5. 前各号に付帯する一切の業務
コンサルティングって言葉は、ふだんは「コンサルっていってもいろいろピンキリだし、なんとなく漠としてて胡散臭い連中だよね」なんて批判をしている割には、こういうときは便利に使ってしまいます。
コンサルの方がいらしたら、気分を悪くされないでくださいね。コンサルとひとくくりにして批判する気は毛頭ありませんが、いたんすよ、口だけ番長みたいな奴が過去に。
というあんばいで、グズグズと定款作成中です。
ところで!私は「済」だったので書いてませんが、会社設立には発起人個人の実印も必要です。
車買ったり、家買ったりするのに使うんで、持ってる人が多いんじゃないかと思いますが、万が一持ってない人は、印鑑を作って、役所で実印として印鑑登録を行っておくことが必要。あとで印鑑証明ってやつも使いますので。
だらだらと次回に続く。