2019プロ野球開幕。のっけから、内容が濃すぎる。

 まず開幕セレモニーだが、ゆずが登場。いやー良かった。今年のヤフオク!ドームは音響もリニューアルしたのだが、正直今までは「ふーん確かに音がクリアになって圧も良い感じだよね」くらいな印象だったのだが、ゆずの歌を聴いたら、もちろん歌唱力が素晴らしいこともあるのだが、音響の良さが本当に実感できた。やっぱりプロが最新の音響で歌うと圧倒的だね。そして開幕セレモニーに歌ゲストを呼ぶのも恒例化しそうだな。

 肝心の試合については・・・

 先発の千賀投手は初球から立て続けに161km/h。球場がどよめく。しかし制球難で球数は節約できず。もう1イニング投げてくれたらすんなり終わった試合にも思えるが。まーでもゼロで抑えるのは流石です。

 相手先発の多和田投手も調子は悪かった。2回裏に松田選手が今シーズン初打席で初熱男。しかも節目の通算1500安打達成。1000安打目もHR。らしいね。

 その後も打つべき人が打って小刻みに加点したのだが、8回の加治屋投手、ひとり相撲で満塁とし、山川選手どすこいグラスラを食らってしまう。
 満塁の時点で、あると思っていたが。まさに素人の勝手な意見なんだが、押し出し覚悟の勝負、というか、何なら敬遠でも良かったよ。

 この場面は首脳陣に対して愚痴を言いたい。去年の終盤から調子を崩していて、かつ今シーズン前には怪我も発覚、オープン戦も稼働率は悪く、いかにも急造で開幕を迎えた加治屋投手を使うというのは、いくら去年の実績があると言ってもギャンブルが過ぎる気もしたんだが。
 結果的に負けなかったし、奥村投手と甲斐野投手という2018年ドラフト組が即戦力でかつ大変有望であるということも証明されたので不幸中の幸いなのだが、そうなると今度は彼らが酷使される1年にもなりそうで、まーどのチームもそうかも知れんが7~9回の投手事情は毎年観ていて痛々しい。高校球児の球数制限が話題になったりしているが、プロ投手の連続登板制限とかも検討した方が良いかもよ。

 それにしても奥村投手、去年だったらグラスラ同点にされた時点で更に加点され負ける展開だったが、いきなり逆転ピンチの場面でプロ初登板ですよ。抑えちゃうんだもんなあ。関係者が摂津二世とか言ってるのも分かる。
 さらに甲斐野投手、これまた延長突入でかつ山川選手からの難しい場面で、まさかの直球投げずに三球三振。更に三者連続三振とは恐れ入る。
 遅咲き社会人ドラ7と外れドラ1ですよ。ホークスはピカピカドラ1よりも外れと下位と育成が本命なのか?

 延長戦は、相手Pヒース投手が乱調、ノーヒットだった柳田選手にも良いところでヒットが出て、デスパイネ親分貫禄のサヨナラヒットとなった。
 ライオンズも中継ぎ抑えは例年以上に厳しいようだ。昨年は浅村選手もいたので、投手陣の失点を上回る圧倒的な得点力でリーグ優勝したチームである。1番金子選手も今日は不発だったし、正直なところ、1番秋山選手とは打線としての恐怖感が全く違う。

 接戦を劇的な結果で制したホークス、何はともあれ開幕カードかつ因縁対決の初戦を勝てたのは嬉しすぎる。最後は節目試合では恒例の藤井フミヤさん熱唱も聴けて大満足。遅い時間まで関係者の皆様おつかれさまでした。GG
 
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[YouTube] Google Stadia announced at GDC 2019

 すごい!未来!革命!とか一部のアーリーな界隈で盛り上がっている表題の件に関する雑感。

 そもそもゲームのクラウドストリーミング化はSonyやMicrosoftをはじめとする既存プレイヤーが既に試行錯誤しているわけだが、Chromeブラウザとコントローラーさえあれば場所や機種問わずOK、YouTube連動、とんでもない資金力による無限のクラウドパワーということで、業界のみならず多くの人がゲームチェンジャーとして震撼し期待するのも分かる。

 SonyがE3撤退したのも、やっぱりこれが遠因なのかね。確かにインパクトで言えばPS5を発表したとしても埋もれてただろうな。

 発表デモではDOOMが使われていた。ということはBethesdaは既にStadiaに取り組んでいるということか。Bethesda.netはどうするのか、今後新作がStadiaでも同時ローンチされるのか、はたまた2019年になってもSkyrimでズコーとなるのかなど、くされBethesdaファンとしては興味津々である。

 いずれにせよ近い将来このサービスが受け入れられることによって、ゲームの嗜好やゲーム内での行動までGoogle様に握られて広告配信パターンに組み込まれるわけだ。ゲーム内広告を動的に表示したり、ゲームの展開自体を個人の嗜好に合わせて変えるなんて芸当もゆくゆくは可能になるだろう。

 必ず批判ネタになる遅延問題についてはいつの間にか技術が解決しているだろうからあくまで2019年の懸念事項に過ぎないが、価格については現時点では未発表なので、サブスクリプション型になるのか、フリーミアム型になるのか、コンテンツ単位になるのか、どうなるか興味深い。
 PCやスマートフォンを中心に基本プレイ無料ゲームが席巻している現在、価格設定をミスるとコケる可能性もあり、コケたら割とあっさり撤退するのがGoogle様なので、今後数年の展開は目が離せない。

 YouTubeとの親和性については、色々と便利で楽しいこともありそうな反面、泡沫動画が溢れている現状に更に拍車がかかるのだろう。今や他人のプレイ動画を観て楽しみ、自身はプレイしないなんて人もいるらしいので、これも時代だね。

 何はともあれ、既存プラットフォーマーであるSony、Microsoft、任天堂の動向はもとより、Apple、Amazon、Netflixの動向、各ゲームソフト開発会社の動向にも、がぜん注目度が高まってきた。
 個人的に一番気になるのはTencentの動向だな。Googleに安易に乗っかるとも思えないし、自前でクラウドサービス立ち上げるまであるのかどうか。nVidiaあたりと組むのかな?

 Microsoftはガチンコ勝負だろうな。任天堂は独自IPの強みがあるので暫く様子見しつつ自身にとって一番都合の良いところと組むタイミングを見計らっている感じに見える。GoogleとMicrosoftが互いに全力で殴り合いつつ、+αとして任天堂を取り合う構図か。モジモジしすぎてどちらからも敵認定されるとかもありそうなので目が離せない。両方から貢がせるだけ貢がせる売れっ子としてぜひ頑張って頂きたい。
 心配なのはSonyだな。株主の端くれとしてはベタ降りだけは勘弁してほしいところではあるが、いくらなんでもPS4を引っ張りすぎな気がするし、クラウドもあまり得意じゃないからねえ。膝を打つような一手を期待したいが。

 まだオープン戦であるにも関わらず連続観戦しているのは表題の通り城所選手の引退セレモニー見たさである。ホークス球団、良い仕事するな。

 城所選手と言えば「キドコロ待機中」だが、超レギュラークラスの身体能力でずっとブレイク期待をされていた。今でも外野守備と走塁に関しては日本プロ野球選手のなかでもトップクラスだと思う。課題は打撃だったわけだが、選手証言から、当たればフェンス越え連発のパワーも持っていた。
 2016年交流戦MVPでやっと打撃も開花したと思ったら、やはりシーズン通して好調維持というわけには行かず、その後、若返りを狙う球団の事情なども相まって今日に至った。

 2016年の印象も強烈だったが、自分の一番の思い出は、2017年CSの「突破率0%からの城所大活躍中で逆転突破」だね。正直あのときは城所選手がいなければCS敗退していたと思う。累計出場機会は少ないが、間違いなくホークスファンの記憶に残る選手だ。
 今後は球団職員として青少年育成の事業に携わるらしい。ずっと控え選手でありながら、いざ出番がくれば凄いプレーをしてチームの雰囲気をガラリと変える、その準備の仕方を青少年に教えられるとすれば絶対にためになると思う。活躍してほしい。

 昨日書かなかった、ヤフオクドーム大規模改修の一環で、目を引いたものを幾つか。

 まずは外野の新シート「やまや めんたいこBOX」。
 バックスクリーン左右にある6名までのテーブル席で、料金は18,000円~30,000円ということなので、1名あたりに換算すると3,000円~5,000円である。外野なのでダイヤモンドは遠いが、ヤフオク!ドームはネット裏天井ビジョンが充実しているし、両チーム応援席が左右近くにあるので、スタジアム観戦を楽しむにはむしろ他のテーブル席よりも良いかも知れない。
 ただし他の特殊席と同様、人気がでそうな席なので購入は大変だろうな。

 次は新ビルに移転予定の「王貞治ベースボールミュージアム」跡地に出来た「FAN’S SQUARE」と英国風パブ「HUB」(HUBはまだ未オープン)。
 「FAN’S SQUARE」はタカポイント会員専用のラウンジだそうだ。まだ入ったことないので詳細は不明だが、くつろぎながら観戦できる予約メインの施設っぽい。
 HUBはウイスキー好きには嬉しい。球場併設飲み屋といえば「鷹正」があったわけだが、複数店舗で競争になるとすればさらに多くの人が歓迎だろう。

 あと大きな話ではないが球場内のゴミ箱について、主観だが去年より増えたと思う。さらに7回途中でゴミ袋を持った係が座席通路をまわりゴミ回収していた。両方とも去年のアンケートで意見したのだが、多分同様の意見が多かったのだろう。有り難い改善である。

 試合内容は、前試合同様に勝敗はまだどうでも良いのだが、両チーム共にHRを打ってほしい選手が打ったということでは、まあ徐々に回転数が上がってきたといったところか。
 しつこいようだが怪我なく準備を進めて頂ければ幸いである。
 
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 今年もまたこの季節が来てしまった。
 ヤフオク!ドームでのオープン戦初日は、昨年引退を表明した摂津投手のセレモニーが企画された。

 昨年のシーズンスタートデーは散々な状況であったため、正直なところあまり乗り気ではなかったのだが、上記企画があるため、観戦する以外の選択はなかった。

 入団から近況まで、秋山前監督はじめチームメイトからのメッセージを盛り込んだ活躍ダイジェスト映像が流れたあと、ご本人登場し、いかにも彼らしい、木訥さがありながらも強い意思を感じる挨拶があり、セレモニアルピッチで締めとなった。指導者でホークス復帰の思いも持たれているようなので、ぜひ実現してほしい。

 今年のシーズンスタートデーは他にも大きな話題があり、ひとつはスタジアム大規模改修、もう一つはフード半額デー。

 まずスタジアムについては、総じて非常に良いと思った。
 コンコースの内装を全面リニューアルしたのだが、モノトーン基調の落ち着いたもので、ゲート表示などもみやすく、そこかしこに液晶パネルを実装して、「現代のスタジアム」という感じだ。

 その他数々の詳細を知りたい向きは球団公式発表を参照。

 今後の要望としては、

  • スタジアムWi-Fiの整備(というかスマホ対応促進)・・・NFLなどでは既に導入されているが、流石にいきなり全観客向け開放は難しいにしても、ファンクラブ会員のグレードが高い人向けとか、プレミアムシート観客向けとかにまず限定で行う等、そろそろ取り組みを始めてほしい。スマホで飲食オーダー&決済して出来上がったら取りに行くだけにすればコンコースの行列も減ってWin-Winだと思う
  • バックスクリーンの更なる改良・・・今回、老朽化していたし全面ではなく切れ目のあるパネルであったために今ひとつ一体感のなかった中央パネルを、全面かつ大きなものにしたわけだが、冒頭の画像で分かるとおりパネルが5枚に分かれていることには変わりなく、まちまちな大きさがより目立つようになった。両端のパネルはもはや演出にはあまり機能せずサイネージ広告スペースと化しているので、いっそ撤去してここも観客席にしてしまってはどうか。表示面積世界一に拘っているようだが、昭和ではあるまいし、さほどそのワードは響かない。どちらかというと、ネット裏天井のパネルを3枚に増やして外野側のエンタメ体験を併せて高めるほうがより一体感のある演出ができるような気がする
  • 照明の調整・・・他の室内プロスポーツでも毎回思っているが、客席部分の照明が明るすぎるため、もっとメリハリを付けてフィールド部分のみがより明るく見えるよう調整してほしい。客席側があまりに暗いと転倒などのリスクはあるので程度問題はあろうが、床にLED照明などを併用して客席向け天井照明は輝度を落とすとかしてほしい。夢のエンタメ空間という演出を際立たせるためには、薄暗いなかに選手がいるフィールドだけが光り輝く状況を作り出してもらいたい

とまあ、外野の素人がゴチャゴチャ書いたが、プロスポーツ観戦は現代における最良の贅沢のひとつであると常々思っているので、ファンでなくても一度は行ってみたいスタジアムにしてほしい。球団の業績は相変わらず良いようなので、期待したい。

 次にフード半額。昨年は無料・食べ放題にして大失敗したので、流石に半額に改善された。
 その結果、5回くらいまではかなり混雑はしたものの、昨年の「野球観るってレベルじゃねーぞ」的な混雑ではなく、何とか並ぼうかなという程度の混雑になった。このあたりは昨年自分もアンケートで意見したが、無難な方向にいってくれて良かった。

 地味に気になったのが、昨今話題のPayPay決済が今年から追加され、盛んに会員登録キャンペーンもやっていたのだが、いざ決済の場面を横目で眺めていたら、売り子が示したQRコードを自分のスマホで読み込んで、更に金額も客側が入力し、目視で売り子が確認し決済していたことだ。
 これ、イービルなIT精通者がいたら、ニセ画面作ってタダ購入とか出てこないのだろうか?何かワンタイムトークンのようなものがあるのかな?
 まあ、自分はPayPay登録したものの当面は使用予定ないのでそれ以上は追わないが、のっけからセキュリティ事故をやらかしているサービスなので、気にはなるな。

 肝心の試合はというと、千賀投手、そして古巣タイガースに恩返しの松田遼投手、そして今年こそブレイクしてほしい、の育成川原投手など投手陣は好投。打撃陣はまだ暖機中かな。まあこの時期は相手も本気ではないし、かつ普段リーグでは当たらないタイガースということで、成績は参考程度である。

 今年はなるべく怪我人を少なめにしてほしいので、投手野手ともに中堅や若手の台頭により、ベテランがフル出場という状況を極力減らしてほしいものだ。

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