連続日本一。嬉しいのだが、少々複雑。
玄人好みのシリーズであり、「微差は大差」という言葉を、双方が実感したシリーズだったように思う。
特に、MVPに打率2割前半しかない捕手が守備のしかも盗塁阻止で選ばれるというのは、NPBにグッジョブと言いたい。
CSのライオンズもそうであったが、カープは「シーズン通り」の野球を完徹しようとして、歯車が狂った感がある。
対してホークスはまさに短期決戦モード全開で、スタメンから作戦まで全てにおいてほんの少しずつ相手を上回った。
打順から戦術まで猫の目のように変わるなか、それにしっかり対応する選手達のレベルの高さを感じる。
これだけ怪我人や不調選手が多い中、日本シリーズまでたどり着いて結果を出す、まさに監督や選手をはじめ全てのチーム関係者が常日頃から正しい方向に努力を続けた賜物である。
おめでとうございます。来年はシーズン優勝奪回に向けて、チームコンディションが100%になることを願いたい。

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 本拠地3連勝で王手。
 シーソーゲームの末に主役によるサヨナラHR勝利という、ホークスファンにとっては至福の試合展開であった。
 それにしても明石選手である。まさかフランスア投手からHRを打つとは。
 前日と併せて、この活躍で殊勲選手でないのが不思議なくらいである。
 広島カープとしては丸選手が良いところで逆転HRを打ったのだが勝ちに繋がらなかったのが辛いところだ。

 それにしても、ヤフオク!ドームの座席は、外野ビジターゾーンはもとより内野3塁側はほぼ赤一色である。
 交流戦のときもそうであったが、いくら広島~福岡が距離的に近いとは言え、広島ファンの多さには恐れ入る。
 平日なんだが、有給休暇を取ってきているのだろうか。熱量が凄いね。

 対して、マツダスタジアムでは3塁側が赤でない、なんてことはなくて、ビジターゾーン以外は真っ赤なんだよな。
 カープ愛に満ちた完全アウェー状態のマツダスタジアムでリーグ3連覇したチームを相手に下克上から日本一をかっさらうとか、何ともバツが悪い。

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 書いている時点で既に、日本シリーズはホークス勝利で幕を閉じているのだが、一応観戦したのでメモとして。

 今年のホークスはシーズン2位という不本意な結果に終わったわけだが、あれだけ攻撃力の高いライオンズになんとCSでリベンジ、しかも正面から打ち合い撃破して日本シリーズ進出となった。これは期待はしていたが予想はしていなかった。
 短期決戦の鬼、工藤監督恐るべし。

 そして日本シリーズの相手はセ・リーグ3連覇の広島東洋カープである。
 本当は昨年も一昨年もこの組合わせであるはずだったのだが、お互いつまづきがあり、やっと対決のチャンスが来た。

 この日の試合は4戦目で、1勝1敗1分で迎えている。非常に面白いタイミングで観戦でき、ラッキーであった。

 結果は、ホークス勝利で1勝勝ち越しとなった。

 昨年ポストシーズン時期に不調で外され涙した上林選手の先制ツーランHRには感慨深いものがあったが、むしろ勝因は1回表、柳田選手・明石選手の中継プレーによる本塁アウトが全てと言っても良いだろう。打った丸選手も、ここで先制点に繋がれば調子を戻す可能性があっただろうし、試合も広島ペースで進むであろうはずだった。

 明石選手は怪我も多めでフルシーズン活躍というわけにはいかないベテランであるわけだが、ポストシーズンの特にこうした大事な試合に強い。陰の殊勲選手のひとりである。昨年の契約更改時にはレギュラーでないのに1億円越えということで変に話題にもなったが、今回のシリーズでの活躍によりその存在価値を改めて感じさせる選手である。そして貴重なダイエー時代を知る選手でもあるわけで、末永く頑張ってほしい。

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 うむ。すでに開き直ってはいるので大きなショックはないが、3連敗は力とイキオイの差を痛感するね。1勝でもしてくれればまだアレだったのだが。
 これを書いている時点で敵地でのマリーンズとファイターズ相手に3連勝し、一応まだ望みはあるのが救いか。

 しかし今年はセパともに雨、台風、あげくは地震と、天災に泣かされる日程である。
 地震はどうしようもないにせよ、雨風は日本の立地上この先も悩まされ続けるものだから、もう風情とか野球本来の姿、とか言ってられない。全球場に屋根をつけようと言いたくなる。
 パはもう少し接戦に戻してもらえると、10月の過密日程でドラマが生まれる気もするので、踏ん張って頂きたい。
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 ギリギリ勝利。
 バンデンハーク投手が久々に「らしい」ねじ伏せる投球で、点差や展開ほどには胃には厳しくない試合ではあったが、それでもやはり1点差は観ているだけでも緊張する。
 比較的苦手な西投手から何とか1点をもぎ取って守り切った。相手の攻撃ミスに助けられた勝利とも言えるが、とにかく結果が大事だ。

 この時期になると下位チームは気持ちがオフや来シーズンに向き始める。
 上位チームは下位チームから如何に取りこぼさないかがポイントとなるが、来シーズン以降の体制がまだモヤモヤしているバファローズとイーグルスには特に負けられないというわけだ。

 特にイーグルスはすでに「若手起用に切り替える」宣言をしているだけに、星を稼がせてほしいところだったのだが、組合わせの不幸か残り試合はもう2試合のみである。
 と言うわけで、先日言及したマリーンズとこのバファローズから如何に勝てるか。直接対決以外も、目が離せない。

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