<東証>東芝が大幅続伸――「HD―DVDから事実上撤退」を好感

投稿者: | 2008年2月18日

ワラタ。技術屋だけじゃなくて株屋も分かってる・・・

<東証>東芝が大幅続伸――「HD―DVDから事実上撤退」を好感(2008年2月18日 NIKKEI NET マネー&マーケット)

(9時55分、コード6502)大幅に続伸。前週末比44円高の828円まで上昇する場面があった。17日付の日本経済新聞などが「『HD―DVD』規格の新世代DVDから事実上撤退する見通し」と報じ、好感した買いが膨らんでいる。

 日経報道によると東芝の事業見直しは、大市場の米国でソフト供給元の映画会社や小売り大手が一斉にBD支持に動いていることが背景。東芝の2008年3月期の同事業は数百億円規模の赤字になる見通し。レコーダーの販売を中止してプレーヤーに特化する案や欧州市場に専念する案など事業見直し策の検討に入り、週内にも決定するという。

 一方、フラッシュメモリー事業で「岩手と三重の2カ所に新工場を建設する」(18日付の日本経済新聞朝刊)とも伝えられた。提携先と合わせた2工場への総投資額は最大で約1兆8000億円に達する見込みで、事業の選択と集中を一段と加速するという。東芝は18日朝、HD―DVD事業からの撤退や半導体新工場建設について「(現時点で)何も決まっていない」と発表している。

 みずほインベスターズ証券の石田雄一シニアアナリストは、HD―DVD事業からの撤退について「撤退費用がかさむ可能性があるものの、傷口が広がる前に決断したことは好感できる」とみていた。さらに石田氏は「ハードディスク駆動装置(HDD)の利用拡大や大容量半導体メモリーの登場で、メディアとしてのDVDの商品性は当初に比べて後退している」とし、中期的にも東芝の戦略は評価できるとしている。〔NQN〕

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