当初観戦の予定はなかったのだが、前試合の敗戦により「勝つまで観る」的な発想で観戦。結果は吉と出た。

 いまいち本調子ではない今宮選手と好調の上林選手の打順を入れ替えた起用が大当たりだった。冷温停止中のギータ&マッチが目立つものの、内川選手&デスパイネ選手が復調気味になってきたので得点力があがってきたように見える。

 バンデンハーク投手は球数多く制球に苦しむ場面もあったが粘りの投球で何とか6回まで。ソロ飛翔を浴びるのはもはやホークス投手陣の伝統芸と化しているが、連打されることなく何とか初勝利。

 4月は何とか頑張って5割以上、3位前後をキープしつつ、怪我人などの復帰を待って毎年恒例の「交流戦ブースト」に向けて整えていってほしい。

 ところで、4/10にホークス球団から「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」なる発表があった。

2019年 福岡移転30周年 福岡ソフトバンクホークスの決意。次世代型複合エンタメ空間の創出を!
「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」

福岡ソフトバンクホークス株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:後藤 芳光)は、2018年球団創設80周年、翌2019年は福岡移転30周年という、記念すべき節目の年に際し、次世代型複合エンターテインメント空間の創出を目指す、「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」を実施いたします。
この「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」は、福岡 ヤフオク! ドーム周辺に、従前のボールパークの枠にとどまらない、1年365日のすべてで、非日常・革新的な次世代型の複合エンターテインメントを体感できる空間を創出しようとするもので、福岡ソフトバンクホークスは、球団創設100周年となる20年後、さらにその先と、ファンの皆様と感動や喜びを共有し、永きに亘って皆様に愛される「世界一のエンターテインメント企業」を目指すとともに、地域に根ざした企業として福岡市の魅力アップへ貢献したいと考えます。

具体的には、世界に誇れる様々な革新的エンターテインメントコンテンツを展開する、「エンターテインメントビル(仮称)」をヤフオクドーム敷地内に建設するなど、球場周辺のエンターテインメント化を更に促進いたします。
さらに、ヤフオクドーム施設においても、よりエキサイティングな映像コンテンツをお楽しみいただくために、映像表示装置「ホークスビジョン」ならびに音響システムの刷新、そして、多くのファンの皆様をお迎することのできる40,000人以上の収容を目指した増席などの大規模改修を順次実施する予定としております。
現在予定されている各施策は、以下のとおりです。
各施策の詳細、ならびに、今回未発表の施策については、今後順次発表いたします。

 メジャー球場にならって日本でも取り入れる球団が増えてきたボールパークという発想を、乗り遅れることなくホークスも取り入れようということである。

 具体的施策は多岐にわたるようだ。ひとつひとつ見ていくと、

1.「エンターテインメントビル(仮称)」 概要
ヤフオクドーム敷地内に「エンターテインメントビル(仮称)」を建設いたします。このビルは、ヤフオクドーム3階部分となるデッキ(外周通路)に接続する形で建設され、各フロアには、リニューアルオープンされる「王貞治ベースボールミュージアム」をはじめ、「スポーツ」・「知的好奇心」に新たなテクノロジーを加えたエンターテインメント施設、「食」のエンターテインメント施設など、世界中の最先端エンターテインメント施設の研究に基づいた様々な革新的エンターテインメントコンテンツが展開される予定となっております。

 ヤフオク!ドームのある界隈は交通の便があまり良くなく、かつて球場に隣接していたショッピング施設「ホークスタウン」も思うような集客が出来ず破綻した過去がある。

 いまホークスタウン跡地には再びショッピングモールを建設中なのだが、当然ながらホークスタウン失敗の反省を踏まえてくると思われる(思いたい)し、それに加えてホークス直営であるこのエンタメビルが加わることにより、野球開催日はもとより開催日以外も集客して、既存ファンの満足度も高めつつ、野球に興味を持ってくれる裾野を開拓しようということだろう。

 近年、福岡は海外からの観光客、特にアジア圏からの観光客が増えてきている。新エンタメビルはぜひそうした海外観光客にもリーチするようなものにしていってほしいところだ。

 具体的には、各種案内や説明文、さらにはインフォメーションセンター人員等の多言語化、体験型アトラクションの充実、などがすぐ思いつくものなのだが、検討頂きたいのは、例えば「野球そのもの」のルールや楽しさが分かるようなもの(ゲームアトラクションでもミニ映画でもクイズイベントでも)や、ホークスのみならず日本各地にあるプロ野球スタジアムの多言語紹介など、野球を知らない観光客が日本でプロ野球観戦してみたいと思うような仕掛けを期待する。

 さらに脱線すれば、チケット販売(店舗やWebサイト)、球場内の案内表示やグルメメニューなども、せめて英語併記すると海外観光客が来やすくなって良いのではないか、とか、いっそホークスが野球観戦ツアーを企画販売(たしか北海道日本ハムファイターズは旅行業も事業に加えて取り組んでいるはず)するとか、言うだけならアイデアは色々ある。

2.王貞治ベースボールミュージアム リニューアルオープン
「王貞治ベースボールミュージアム」のコンテンツ全面見直しを実施し、新たなエンターテインメント要素をふんだんに取り入れた、新「王貞治ベースボールミュージアム」が、前述「エンターテインメントビル(仮称)」内に、リニューアルオープンいたします。

 これは良い改善だと思う。おそらく面積も広くなると思うので、王さん関連の展示はもとより、いま一番プロ野球観戦にお金を使うと思われるダイエーホークス世代(そのころの若者はちょうど良い感じのファミリーになっているはずだ)の琴線に触れるダイエー戦士達のレジェンド展示も常設してほしいところだ。

3.ヤフオクドーム 大規模改修その1「ホークスビジョン改修/立体音響システム導入」

 現在のホークスビジョンは屋内施設設置のビジョンとして表示面積世界最大だそうである。まあ確かに初めて観た人は度肝を抜かれることだろう。
 しかしパネルは5枚に分かれていて継ぎ目も目立つため、所謂つぎはぎ感は否めない。これが改良されるならば歓迎だが、更に良いと思うのは音響の改善だ。ヤフオク!ドームはその立地と収容人数によって野球以外にもコンサート等のイベントで使われることが多い。音響の改善はそうした音楽イベントにも非常に有利に働くはずだ。
 ただ音響ついでに個人的な意見を言わせてもらえば、ホークスのスタジアムDJやハニーズダンスのMCはもうちょっと抑え気味にしてほしい。ぶっちゃけて言うと、たまにうるさい。盛り上げるために尽力頂いているのは重々承知なのだが、抑制気味のほうが絶対かっこいいです。

3.ヤフオクドーム 大規模改修その2「スタンド席 大規模増席改修」
野球興行時収容人員40,000人超えを目標に、座席大規模改修を行います。
外野エリア(現在の「王貞治ベースボールミュージアム」部分)の座席化改修などをメインに、快適性や利便性を損なうことなく観客席を増席し、バラエティ豊かな観戦空間をご提案します。

 ここ最近のヤフオク!ドームの稼働率は90%越え、年間入場者数は250万人越えである。そりゃ席を増やしたくもなるわなと。
 チケット獲得率があがってファンには嬉しい反面、あまりにも席が埋まらない状況があると恥ずかしいので、そのためには、いまは人気があるとは言え強いホークスであり続ける必要がある。チームや選手にも良い刺激になるかも知れない。

3.ヤフオクドーム 大規模改修その3「コンコース(球場内回遊通路)改修」
ヤフオクドームを回遊できるコンコース通路を全面的にリニューアルいたします。
「エンターテインメント」、「スマート」、「アメイジング」をキーワードに非日常感を演出し、利便性が高く、スタンドに入る前のワクワク感を高揚させる空間として、エンターテインメントコンテンツの導入、壁面・床面のリペインティングなどを実施しデザインを一新します。

 ヤフオク!ドームも建設からだいぶ年月が経過して、柱や壁など所々汚れがあるし、いささか風合いも古くささが否めない。住居でもそうだが壁や床で雰囲気はがらっと変わる。球団の感性・デザインセンスが試される施策だ。

 以上、発表内容を読む限りはかなりお金を掛けた施策になっている。さすがは単独大幅黒字球団の面目躍如といったところだ。
 ぜひとも、ボールパーク完成までチームが強い状態を保って頂き、リニューアル後のスタジアムで日本シリーズを観戦したい。

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