片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う(2007年07月09日 ITPro)
片山氏の「できる発言」,「SEがいない発言」は,社保庁のITがらみの混乱に輪をかけるだけだったのではないか。片山氏は今後,ITに絡んだ話題について発言するのは避けた方がいい,と筆者は思った。ただ,こんな筆者の心配をよそに,システム開発のことを少しでも知る人々は皆「仕方がない」と流しただけなのかもしれない。
まったくご推察のとおりだと思う。(こうして書いてる時点で「流してない」けど)
萎えるなあ。こういう発言は。
いま自分が関係している案件だって、年金システムと比べたら極めて小さなシステムだけど、10ヶ月工期ください!いや何とか7ヶ月で!とかやってるのに。
最適な工期は「投入人月の立方根の2.4倍」、JUASが調査(2007年7月5日 @IT)
デスマーチ化するプロジェクトの条件の1つは工期の設定が不適切であることだろう。
まずはJUASさんに官邸と社保庁でセミナーとか開催してもらったほうが良いかもね。