Solo: A Star Wars Story / ハン・ソロ:スター・ウォーズ・ストーリー

投稿者: | 2018年7月8日

公式 | Wikipedia | IMDb
 米国での興行収入が散々で、以降のスピンオフ計画も一時停止になったとか、主役が似てないとか、色々と批判やつまずきが多い本作、自分はそれなりに楽しめた。
 「あの」Ep.8の後だから自分のなかでハードルが下がっていたのかも知れないが。

 物語は、ハン・ソロが「出来上がるまで」の経緯である。相棒チューバッカとの出会いや、ミレニアム・ファルコン号を手に入れる経緯が語られる。
 まだピカピカの船体がこれでもかと動き回り、ミレニアム・ファルコン号好きにはたまらない展開だが、この船の魅力はミリタリープラモデルよろしくこれでもかとウェザリングされた汚れも重要な魅力のひとつと思うので、ちょっと違和感。
 しかしEp.4オマージュの、タイ・ファイターとのドックファイトや船内での例のホログラムによるゲームなどお約束の見せ場は外さず。

 時代設定ゆえに、ジェダイが出てくるわけもなく、ライトセーバーの登場もないだろうなと思わせといて、ラスト近辺に意外な人と共にカメオ出演。

 説明的なシーンが最小限で、色々出てくる犯罪組織の関係性に?となるも、割とスピード感のある展開なので飽きずに最後まで楽しめた。

 世間の批判については、ソロ役が似てないというならばランド役のほうが似てないかなとか、そもそも本作がダメというならEp.8のほうがよほどダメと思うが、公開間隔が短すぎたのかもね。
 ディズニーになった功罪のうち、罪の側面と言えるのかも知れない。

 Ep.8の惨状によってEp.9の期待が薄いいま、今後の注目は一時停止の噂で持ちきりのスピンオフ新作がどうなるかであるが、ボバ・フェットはともかく、やはりライトセーバーのチャンバラがほしいのでオビ=ワン・ケノービは観たいな。
 ライトセーバーチャンバラ物を映像化するなら、メイス・ウィンドゥの無双とか実写になったアソーカを観たいので、オビ=ワン主役としてもぜひ時代設定はその辺でお願いしたい。
 ディズニー様、打ち切らないでね。

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