SSD元年、これでまた日本企業のお家芸が1つ沈んでいってしまうのか?

投稿者: | 2009年2月11日

フラッシュドライブ(SSD)搭載ストレージでDBのボトルネックを大幅解消 - TechTargetジャパン ホワイトペーパー ダウンロードセンター

SSD界隈が盛り上がってきた。(JMicron一族のプチフリ問題っていうネガティブ側面も含めてだけど)
あと1、2年はまだHDDも頑張るだろうけど、所詮磁気を使った回転モノと、ムーアの申し子である半導体の対決では、伸び代という点において分が悪いと思われる。

確かHDDのキーデバイスって日本企業(松下寿、改めパナソニック四国エレクトロニクスとか)が結構なシェアを持っていなかったか。
日本勢が得意としてきたであろう精密加工技術の塊であるHDDも、SSDになれば単なるチップの集合体でしかなくなってしまう。キーデバイスであるコントローラチップ設計は海外勢が牛耳っている。

で、一方、肝心の日の丸半導体はというと、相変わらず既存技術ではコスト競争力不足、さらにはコスト度外視の新技術追求症候群を併発して青息吐息だ。
半導体に限らず、Sonyは有機ELを量産体制に持っていけるのか?東芝、富士通はFeRAMを実用化できるまで事業継続できるか?など懸念はつきない。

そんな思いをめぐらせながら、X-25Eが早く安くなりますようにと願う夜。

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