edita.jpっていうのをやってみました。
読者登録、足あと、足あと+コメント(mixiで言うところの足あと帖ってやつ)、コミュニティ、などの機能があって、サイト概略を述べるとblog登録サイト+オープンSNSといった雰囲気だけど、ちょっと面白い機能として、エディタマガジンってのがある。
これは、特定のテーマ(キーワード)を指定してエディタマガジンを作成すると、対象として登録したblogのエントリからキーワードに合致する記事をひろってくるという機能だ。
つまり、キーワードにまつわる情報をまとめて表示するサイトがつくれるというわけ。
編集長コラムとして短文を登録できる機能もあったりする。
対象にする情報源のblogは一度依頼をしなければならないため、世のニュースサイトRSSなんかをひろいまくってくるという横着はできないようになっている。
あくまで人から人へのコミュニケーションで成り立たせなくてはならない。
SNS的だ。しかしコミュニティとの違いがどのあたりにあるか、もう少し使い込んでみる必要がある。
SNSはmixiとOpenPNEの活躍により、あのオナジミのmixiライクな機能とUIをもつクローズドなSNSサイトが大繁殖しているわけだが、もういいかげん淘汰の時期に入っているだろうし、コミュニティ=クローズドSNSというモデルそのものが、進化を求められていると思う。日本以外では既にオープンが主流っぽいし。
そもそもクローズドSNSといってもオープンなインターネット上のもので、セキュリティ的にもクローズ度が高いとは言えない(まして会員数を考えたらmixiなどは事実上オープンといっても過言ではなかろう)。
インターネットに何か情報を発すると考えた時点で、それがみかけ上クローズドな空間であっても、場合によっては白日のもとにさらされる可能性があるということ、そしてそれがどういうリアクションを生むのか(または生まないのか)ということが、インターネット・リテラシーの低い人でも、そろそろ理解されてきたし、最近では、分かった上で続ける人たちが増えてきたと感じる。
つまるところ、オープン化は今後ますます進んでいくだろう。
そういう意味で、edita.jpは波に乗る可能性もある。