太陽光から高出力(っても従来比で、ってことだけど)レーザーを作って、海水から淡水とマグネシウムを作ってしまおうという夢のような話。

  • 皆が注目しなくなった古い方式であっても、改めて注目してみると地味に進歩してたりして、目的によっては立派に機能する、とか、
  • 大きな目的・目標を目指す途中段階に、大目標につながり、それでいて採算が取れる中間的な目的・目標をおく、とか、
  • 社内に自分の考えや行動を認めさせるには、客など外部の人間にまず認めさせるのが効果的、しかもほんとに海の向こうのガイアツであればベスト、とか、
  • 調子良く近づいてくる業界ゴロには気をつけろ、とか、

 そういう示唆にも満ちた本。
 本題のマグネシウム循環社会はホントにできるか、いつできるか、などそのあたりは不明。
 科学的に正しくても大人の事情で「なかったコト」にされちゃうことが多々あるのが現実世界なので、そのあたりを勘案しつつ、あと某国のハニトラなどにも十分留意しながら、是非実現して頂きたい。

マグネシウム文明論 (PHP新書) [新書] 矢部 孝 (著), 山路 達也 (著)
新書: 224ページ 出版社: PHP研究所 発売日: 2009/12/16
ISBN-10: 4569775616
ISBN-13: 978-4569775616