既に2日前だが、北九州市民球場でのホークス対ファイターズ戦。
過去を振り返ると、負けが込んでいたりグラウンド不良でプレーボール直前に中止になったりと、鬼門になっている北九州開催だが、当日雨の予報となるも、なんとか降らずに踏み留まり、むしろ風もなく適度に涼しい気温となって、絶好の野球観戦日和になった。
試合内容は、ファイターズの松本剛という去年はほとんど聞いたことがない選手から先制スリーランを食らい、やはり鬼門なのかとおののいたが、野手陣が奮起し、後半は良い形で加点を続け、最後は若干いやな追い上げを食らうも、逃げ切り勝利。
やっと北九州の呪いを解く試合となった。勝因のひとつは、博多よりも熱い応援をする北九州のファンではないだろうかと、割とマジメに感じた。
北九州開催は、昔は5試合前後やっていたが、今は年に1回か2回。だから地元のファンもここぞとばかり熱い応援をするわけなのだが、今年からは内野グラウンドが水はけの良い黒土になり、客席も一部改修しているようなので、来シーズンからはもう少し多く開催してもらっても良いかも知れない。
普段ドーム球場でプレーしていると、たまには空が見える屋外球場でプレーするのも気分転換になるような気がするし、観戦側も「野球を観ている」感があってドームとは違った楽しみがある。やはり野球場の本来の姿は屋外だなとも感じる。また何よりも、球場は小さくても満員になるので、雰囲気が良い。
ついでに、東京開催についても、現状では鷹の祭典1試合に留まっているが、もう1試合くらい増やしてもらったら嬉しいかも知れない。
人口の多い首都圏にはそれなりにホークスファンがいるし、MX-TVの枠を買ってホーム試合を多く放送している。興行的には十分成り立つのではないか。
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