入場料10,000円だけど、事前登録すると無料、というギャップが素敵な「Modeling Forum 2007」に行ってきました。
興味深かったのは、北海道大学で知識メディア・ラボラトリー長を務める田中譲教授の「多様なウェブ資源の高次利用を可能にする知識関連技術」です。
内容は、教授がなんと1987年から取り組まれてきたという研究の経過を成果(のデモ動画)を交えながら概観するもので、この界隈では有名な「IntelligentPad」のデモを中心に据えながら、研究テーマのベースである「ミームメディアとミームプールのアーキテクチャ」についてご教示頂きました。
「IntelligentPad」すばらしい。現代における双方向化したWWWの原理みたいな要素を含みつつ、インタラクティブにデータとビュー、あるいはそれら同士の結合や連携を作成・表現できます。ここらあたりに書いてあるけど、当時は、世の中のほうがまだついていけなかったということなのでしょうか。
日本発の技術というのがグローバル展開するには、技術研究の視点のみならずビジネス戦略や国家戦略(今だとオープンにすること自体やコミュニティ活性化することなどが戦略のような感じですかね)的な視点が必要だということなのかも知れません。はたまた、誰がどうなのかはさておき、結果的に欧米のコントロール外にあるものは巧妙に端に追いやられたりするという図式も見え隠れしているような、いないような。
もうひとつ、「XMLデータベースによる不確定モデルへの挑戦と企業コンテンツ2.0」では、そのむかしは「マニアのおもちゃ」と揶揄されていたXMLデータベースやXMLオーサリングツール界隈における、地道な改善による実用化の最新状況が分かって、プチ感心しました。
プレゼンも聞きやすくて、かつ内容的に、XMLとは何ぞや?XMLで何がうれしいのか?ということを世の中のおじさま方に説明するシナリオとして秀逸です。
何をかくそう、昔「eXcelon」の時代に、ちょっとだけXMLデータベースの仕事に関わったことのある私。といっても、部下が派遣先で関わっていたのを自社から「大変そうだけど面白そうだな。頑張れー!」とやっていただけなので、会場で講師の加藤さんが「XMLデータベースを使ったことある方、挙手してみていただけますかあ?」と仰られましたが、手をあげられませんでした。
今まで実用度の問題からあまり注目されていなかった、業務データそのもののXMLによる表現と活用が、今後のビジネスシーンにおける問題解決策として盛り上がっていくという主張には全く異論なく、奇しくも私的にXMLにまつわる研究開発に関わりそうな気配もあるので、少し注力して知識習得、勉強に励んでみようと思った次第です。
ごぶさたしてます。だれだかわかるかなぁ?
難しいことばっかり書いてあって、私にはよくわかんなかったんだけど、
在宅でプログラマの仕事するのは、まだ無理そうだね。
昼間外に出れないから、ほとんど引きこもってます。
も、もしかして、かつて超ハマリ開発プロジェクトで、自宅付近から無理矢理車に乗せて職場まで連行したりしてた、君ですか?
そんなことあったねぇ。帰る時間も決められていたような...
やっぱり、おーかわらくんだったんだ。
なんだか、ブログを発見したからコメントしてみた。
よく見つけたね。9月から独立していま一人会社やってます。いまはプログラミングとかしてんの?
引継ぎとか大変だったんじゃない?社員数があたしがいたころより増えてたよね。
最近(3年ぶり)、遊びでプログラミングしはじめた。ブランクは思ったより感じなかったよ。不思議。
引継は2年かけました。構想2年の超大作。その割には独立してやりたいことは超スモールスタートなんだけど。社員数は増えてるよー。何せ100億円、1,000億円企業を目指してるからね。でも景気が回復?して大企業が採用を復活させたので、数年前よりも採用環境は厳しいみたい。
プログラミングは、わりとすぐカンが戻るよね。昔あれほど組んだら身体が覚えてるんだと思うよ。自転車と一緒でしょう。
いまなにやってるの?って同居人がきいてたよ。
いまは自宅兼事務所で企画開発のプロト開発をやってます。お金にかわるかどうかは未知数ですが、開発は楽しい!