ヤフー、文章を解析できるAPI「日本語形態素解析Webサービス」を公開(CNET Japan 2007年6月18日)

 ヤフーは6月18日、開発者向けサイト「Yahoo!デベロッパーネットワーク」において、日本語の文章を解析できるAPI「日本語形態素解析Webサービス」を公開した。
 日本語形態素解析Webサービスは、ヤフーの日本語処理技術部がYahoo! JAPAN研究所と共同で開発を進めてきた形態素解析エンジン「Web MA」を社外の開発者向けにAPIとして公開するもの。このエンジンは、ヤフーのブログ検索や商品検索などのテキスト処理、ブログ検索の「評判検索機能」、「まとめ検索機能」などのテキストマイニング処理にも利用されている。

良い。非常に良いねこれは。

そのむかし、形態素解析をするのに目の玉飛び出るほど高い辞書を買わざるを得なかった(しかもさらに実用するにはメンテや開発が必要だった)ことを考えると隔世の感がある。
いまは、ChaSen(茶筌)などが頑張ってくれたおかげで入手に関しては大昔ほど制約は少ないのだろうけど、それでも、それなりにでかい辞書とエンジンを自前で導入維持管理するっていう手間は、やっぱりそれなりのコストがかかる。

よく考えてみると、これこそWebサービスAPI向きな要素ですね。
何で誰もやらなかったんだろう?地図だとかそういう派手なものに気をとられていたせいかなあ?

地図だとかグルメ情報だとか、なんかのログだとか、そういう蓄積情報Get系のAPIは数多くあれど、こうした「解析/分析/計算」系のAPIっていうのは実は少なかったりする?

ファイル形式変換とか、動画変換なんかはけっこうあるみたいだけど、他にもアイデアが眠っていそうな予感はする。

とにもかくにも無償で公開ってところが今回のミソだ。こんなにお手軽に日本語解析できたら、いろいろと応用例を思いついてしまう。実現できるかどうかは腕と時間次第、世の中にとって嬉しい機能かどうかはアイデアの質次第であるが。
裾野を広げる起爆剤としては大変ありがたいサービスであると素直に賞賛する。

Yahoo!JAPANさま、日本版は米国版と違ってUIがAjaxじゃない、とか、携帯に注力していてあまりWeb側は力入ってないんじゃないの?みたいなことを書いて、ほんとに申し訳ないです。(ちっぽけなblogすぎてそもそも気にとめていないでしょうけど)

この機能、ぜひ使わせていただきます。