ノマド・ワークスタイル(ライフスタイル?)がマンセー&disり含めて盛り上がってますね。
ひとつだけ、オレに教えてください。ノマドとフリーランスってどう違うの?
パブリック・マン宣言(2012-02-15 elm200 のノマドで行こう!)
#未来を生きてるなあ。19~20世紀後半までのネットがない時代は人モノカネを集めて生産性上げるしかないわけで、会社の定義も簡単だったけど、ネットが完全に個人のコミュニケーション手段として腑に落ちた時代では、会社の意味も変わってくるような気もするし、究極解はそれぞれが得意なことを個人事業化する時代が来るのかもね。
ノマドとかライフスタイルをテンプレで語ること自体の陳腐化と正社員とノマドの中間解(2012-02-16 フューチャーインサイト)
#「正社員として一つの場所に長時間束縛されるか、フリーランスとしてノマドとなり自分の腕一本で食べていけるようになるかの究極の2択しかほとんど存在せず、その中間の解がみんなが納得できるきちんとした形で提示できてないのが、現在の状態のように思う」ここは同意。まずとりあえずは入り口として、副業OKな会社が増えるといいね。自分の会社が社員を雇えたら、副業OKにするつもり。
ノマドワーキングを目的にすると不幸になるのでは?(2012-02-17 GoTheDistance)
#まあ誰でも朝から晩まで殺風景なオフィスに缶詰にされたらノマドワナビーな発想に陥ることもあるよねー。自分探しっていうの?仕事を「自分で取り続ける」ならばそれでよし、なんだけど世の中そんなに甘くないから困っちゃうんだよね。あとは個々の生活コストとの天秤だな。ノマドで一般的なリーマン以上に稼げる人はまだ一握りなんだろうけど、自分の生活スタイルそのものを変えてローコストにすればバランスするかも、っていう。
えっ、「ノマド」ってそういうことなの……。(2012-02-17 世界はあなたのもの)
#ごめん、オレたまにサテンでポチポチベチョベチョやってるわ。だいたい追いつめられて言い訳&つなぎのメール打ったりしてるんで、ドヤ顔はしてないと思うが。でもまあピンで仕事をしていると、人がざわついてないと、なんか集中できないときもあるんだわ。単なる言い訳なんだけどね。
そもそもノマドは定員が少ない(2012-02-17 Geekなぺーじ)
#もう一回ノマドの語源から確かめてみようっていうCOFFEE BREAK的な記事。確かに、ASPがSaaSに変わったように、昔からあるフリーランスをノマドって言い換えただけな気もするな。フリーランスが今風にネットを駆使したらノマドになっちゃったみたいな。
バカほど相手の意図を無視したがる(2012-02-17 狐の王国)
#キレてますねー。まあ確かに元記事は極めて個人的な「オレ、こう生きていきます」というカミングアウトであって「みんなもこう生きろよ」的な意図はさほどないように思うのだが、ノマドがバズワード化して、そうなると大多数は元の意図なんかお構いなしに表面的なところで「ホラ、私ってノマドじゃん?」的な輩が増えると、みんな評論したくなっちゃうんだよきっと。元記事を引用して書いた記事をさらに引用するときは気をつけないと元記事の内容からかけ離れてしまいあらぬ誤解を生むよねってことだと思うので、自分はいつもルート記事から纏めるように努めている次第。
ここは酷いノマドですね(2012/02/17 障害報告@webry)
#「ここは酷い」がprefixになっているblog。「だからこういう意見は業界誌や専門紙の読者欄に過ぎないわけで」まさに仰る通りですよ。しかしこうした特殊な業界話がタダで読めるってのはいい時代になったとは思う。
ノマドかフリーランスかサラリーマンか?多様な働き方が出来るワークライフ・リ・バランスを考える時代(2012-02-18 ASSIOMA)
#プロの物書き登場(って引用した他の人も書いてお金もらってる人いるだろうけど)。ワークライフ・リ・バランスって、なかなか既存の大企業じゃ難しいお題かもなー。新しいワークスタイルで成長を遂げたロールモデル企業みたいなのが増えると空気も変わってくるだろうけど、出る杭を打つ社会だからね日本は。
生徒「僕、ノマドになりたいんです」先生「は?」(2012-02-26 知をゆく者。)
#ありそーな光景だなあ。ひとつ、かつてノマドっぽいこともやってて、今も紙一重な状態にある自分として言えることは、孤独感との戦いですよノマドは。孤独耐性すごく重要。特に会社勤めから辞めてノマド化したりすると特に。自意識というか、オレだけで何でもこなしちゃうテンションをMAXに保ちつつ、でも自分勝手にはならずに周囲との関係(要するにコネね)を保つために色々腐心するっていう。凡人にとって長期間はつらいね。いい意味で勘違いしてないと続かないよ。そして夢から覚めたころには老兵になってて、どこの戦場でも戦えなくなっているというリスクもあるし。なんか書いてて自分で怖くなってきたなー
零細個人会社やってて考えるのは、個人という単位でどこまで信用創造できるのか、個人という単位でどこまで価値のあるサービスを提供できるのか、雇われる人間が会社に期待しているものは何か、その逆は、などなど、一連の議論に近いことがそのまま悩み事であり関心事ではあるのだが、結局、個人も会社もカネを稼げなければ何を言っても駄目で、手段だけを論じていても何も生まれないことは明らかではある。
ノマドで稼げるならそれもよし、無理そうなら群れるか雇われるしかないよね。単純だけど。
流行りに流されがちな人が、この読みづらいまとめを最後まで読んでくれたとしたら、ひとつだけ忠告したいのは、自分に入るカネが、どのようなきっかけで、どんなルートをたどって流れてきて、どこがどれだけ抜いて何に使っているのか、自分たちがやっていることの価値が、市場の水準と比べてどうなのか、その仕組みや意味をよく理解してからじゃないと、ノマドを目指すのは難しい気もするね。
ただ、この議論の行きつく先は生き様の問題であって、共感までするかどうかはケース次第だが、基本はまず肯定から入りたい。
他人が決断した生き様を前向きに受け止めて、お互い参考にしあったり助言しあったり、互助したりする人でありたいよね。