Google Trends: Movable Type, WordPress, Drupal

投稿者: | 2007年6月8日



Movable Type, WordPress, Drupal を比較!

日本のトレンド
日本のトレンド

日本では、Movable Typeが圧倒的に多いが、近年急速にWordPressが追い上げている。英語では既にWordPressが逆転。Drupalは殆どなし。

米国のトレンド
米国のトレンド

米国では、WordPressが多い。Drupalもそこそこ。Movable Typeはじりじりとシェアをさげている。
しかし米国でも日本語になると日本の場合と同様、Movable Typeが多い。

要するに、日本語ではMovable Typeが多いみたい。

以下、主観によるまとめ。(Ver 0.1としておこう)

観点 Movable Type WordPress Drupal
開発元 Six Apart社 wordpress.org(オープンソース) drupal.org(オープンソース)
ライセンス形態 独自形態 GPL 2 GPL 2
実装 Perl(+PHP) PHP PHP
対応DB MySQL
PostgreSQL
SQLite
Berkeley DB
MySQL MySQL
PostgreSQL
機能概略 blog黎明期をもりあげた定番ツールである。およそ基本的な機能を一通り備え、プラグインによる機能拡張も可能。日本語での情報量も多くて、レンタルサーバなどでは標準装備しているところも多い シンプルかつライトウェイトさがウリの新興ツール。Movable Typeのような簡単さを継承しつつ独自仕様を排除。オープンソースでありカスタマイズが容易であることから、シェア拡大中 本来はCMSらしいが、blog機能も備えており、Movable Typeとの互換性の高さで定評がある。blog機能を使うためにはモジュール有効化など若干の準備が必要。徹底的にモジュール化されており、機能拡張が可能。XOOPSのような、玄人好みのツールである
デザイン変更 デザインはテンプレートにより変更可能。テンプレートは、スタイルシート(StyleSheet.tmpl)とテンプレート本体(MainIndex.tmpl)からなり、テンプレートには独自タグとHTML/XHTMLタグが混在している デザインはテーマ切替により変更可能。テーマは、ヘッダ、フッタ、本文、サイドバーなどの部品ごとのPHPファイルとCSSで構成される。中身は一般的なHTML/XHTMLタグおよびスタイルとPHPのモジュール呼び出しからなる デザインはテーマ切替により変更可能。テーマは、PHPテンプレートとCSSで構成される。テンプレートのレンダリングエンジンを交換できるため、テーマごとに多種のエンジンが使われるが、「PHPTemplate」使用前提のものが多い(らしい)
その他 再構築という一括処理で静的なWebページを生成する仕様であったため、どうなの?感はあったが、3.1以降では動的生成もできるようになったため、使い分けをするのがお薦めのようだ 日本語対応が課題と言えば課題。UTF-8以外では問題がおこることもある Movable TypeやWordPressと比較するとインストールは煩雑に感じるかも知れない

感想としては、レンタルサーバを活用してblogをすぐに立ち上げたい場合などはMovable Type。導入スピード最重視ではない場合や、そもそもオープンソース派などはWordPress。blog目的だけでなく、CMS的な運用をしたい場合はDrupalが良さそう。
XOOPSは未調査なので、そのうち追加。

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