例えば、発想を変えてコンビニを省エネ型にすればいい。エアコンは新型の省エネタイプにする。エアコンは10年で効率が2倍になっている。窓ガラスや壁は断熱性の高いものに変えれば、冷暖房効果を高くできる。コンビニの屋根に太陽光発電システムを設置すれば、さらに消費電力を減らすことができるだろう。
営業自粛論者による攻撃の的となっている「煌々とした照明」であるが、これも白色発光ダイオ-ド(LED)に変えることで、エネルギー消費は大幅に減る。すでにLEDを採用した蛍光管型照明装置というものが実用化され、販売されているのをご存じだろうか。
難点は1本2万円と価格が高いことである。だが、寿命が長いのと電力消費が半分ほどに下がるので、ランニングコストは安い。トータルコストで考えると、なんと現時点でも蛍光灯より1割ほど安くなる計算だ。もちろん、量産体制が進めば、さらに販売価格が安くなるだろう。
コンビニの深夜営業自粛は百害あって一利なし(2008年7月18日 SAFETY JAPAN コラム 経済アナリスト 森永 卓郎氏)
これって我々の世界にも当てはまるよなあ。データセンターに入れて動かすシステムなんかで、稼働要件が24/365とか言われるけど、ほんとに昼間と同じだけ稼働していないものも結構あるので、夜間は「省電力モード」に出来るのがあると思われ。
資源高だし、エコを次代の金脈にしたい方々はたくさんおられるようでその手のエコエコ詐欺・・・もといプロパガンダも賑やかな昨今、虚実どちらにせよ、これからは省電力がよりクローズアップされてくるであろうから、データセンターもそこにぶち込む機器類も電力コントロールがキーの1つになってくるだろう。
夜はCPUひとつ止めちゃうとか、クロック下げてファン回転も下げるとか、冷房温度を上げ下げするとかね。それこそ、そんなのは人様よりコンピュータ向きの制御なんだから、それくらいやっとけよ!こちとらポーズとるためだけに何の実効もないのに人手で照明消してんだぞ!って感じだろうね。まあコンビニは、外からはどんだけ電力をバカ食いしているか見えないデータセンターとは違って、街中で目立つからなあ。
省電力対応施設・機器のルールを決めて税金控除したり、電力料金そのものにかける税金を傾斜配分させたり、国ならではの誘導策の打ち出しようがあると思うんだけど。暫定税率ってのは財源確保とかじゃなくて、そういうコントロールに使うための枠組みではないのでしょうかね?
ところで、自粛っていう概念は海外にもあるの?海外についての見識があるわけじゃないけど、なんとなく「自粛」ってのは日本独特の概念である気がするな。良くも悪くも。
Goo辞書で引いたら、英訳は「self-control」だって。なんかニュアンスが違うような・・・とりあえず目についた照明を消して思考停止しているんだから、controlしてない気がするよ。