証券市場ですが、NYもロンドンも大幅に下げてますね。今日の東京は爆下げ確定か。
 為替も乱高下するだろうから、FXに群がっている人たちも大変だろうなあ。

 それにしても、二枚舌なのかホントにそう信じていたのか、米国も夏あたりは「一時的です」「限定的です」なんて一生懸命とりつくろっていたけど、もはや景気後退は決定的。

 これからは人も資金もコンパクトにして、最初から規模を追わないでじっくり育てる戦略がますます有効だということなのかも知れない。

 最初の失敗は資金がはじめから潤沢にあったことだという。

 「我々自身、何をやったらいいのかわかっていない時点で、既に多額の投資が集まっていた。これが非常に邪魔になった。」(Williams氏)。

 「下手にお金があるばかりに、成長が期待されるし、経営幹部を揃えなければならなかったりと、最初の数カ月は会社の組織づくりに注力しなければならず、製品そのものに注力できなかった。」(Williams氏)

 O’Reilly氏は、多くのWeb 2.0企業が同様の経験をし、最初はあまりお金がない状態でスタートするのが望ましいと付け加えた。

ティム・オライリーとTwitter創業者が振り返る「失敗」つづきの道のり(2007年11月16日 CNET Japan)

 それにしても最近の景気動向は空恐ろしい。中国のバブル崩壊のタイミングがいつなのかによっては恐慌なんてことも・・・歴史は繰り返すのか。

 高い注目を集めた「IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ」については続報記事を準備中。IT業界(特にシステム・インテグレータ業界)の3K問題は、“ITゼネコン”とも揶揄される下請け、孫受けなどの構造的な問題が生み出している。この構造的な問題について、ある関係者へのインタビューを企画したが断られてしまい、別の企画を検討している。日本のIT業界には業界外からは理解されない固有の常識があるようだ。その常識も変化を迫られていると思うのだが。

IT業界の常識を知っていますか?(2007年11月12日 @IT)

 どこにインタビューしようとしたんだろう?固有の常識ってなんだろう?

 それはさておき、

 経営者たちがひろゆきを質問攻め、「その才能を国のために…」

 が盛り上がっている。

 ひろゆき氏をつかまえて「国のために」っていう発想は確かにすごい。この場合の国っていうのは、誰のことだろう?さらには「国のためになること(国益)」っていうのは、誰のための何を想定しているんだろう?

 IT業界、とか、国(国益)、とか、常識、とか、ネットで不特定多数に読まれる文章で使うには、なかなか難しい言葉だと改めて感じた次第。

関連記事:じゃ自分は化粧しないので6Kか:ところでIT業界というのはどの業界?

 インターネットはソフトウェアの価値を何か違うところに持っていこうとしてる。それは何か。それが、Web 2.0なんだ。

ひろゆきがティム・オライリーに直接きいた、「Web2.0ってなんだったの?」(2007年11月15日 CNET Japan)

 私が考えているのは、まず、ユーザーが中心となって巨大データベースを作り、多くの人が使えば使うほどそのデータベースは良くなっていってるってこと。“ネットワーク外部性”が成功を導いている。1997年に私はこのことを“Infoware”と呼んでいた。でもそれは正しくなかった。きっと “Peopleware”って言うのが正しいと思う。

 だから、企業が「おれたちWeb 2.0企業さ」って言うとき、私は「どんなデータベース資産を蓄積してるんだい?」って聞くようにしてる。

ひろゆきがティム・オライリーに直接きいた、「Web2.0ってなんだったの?」(2007年11月15日 CNET Japan)

 これは良企画だ。

Re:じゃ自分は化粧しないので6Kか:ところでIT業界というのはどの業界?(2007年11月14日 [NOZAKI.COM] – edge of the future -)

 ご指摘ありがとうございます。「そもそも合うわけない」「業界関係者が愚痴を言い合ってる暇があるなら、他にやれる事を探す生き方」は同感で、最初の自分のエントリにおける物言いも、これって愚痴だよなあ、とは思います。(なので同じエントリ内で反省)

 ただ、愚痴に近いレベルから始まるけど、今回の議論のように、何人かから「そうはいっても始まらねーからこう考えてみようぜ」といった話が出てくる、ということはアリだと思うんですよね。
 そうした「後ろ向き→前向き」の変化は、今回、ずっと話を追ってみて実感しました。先のエントリでも、「希望は突然やってくる」で終わらせてるのは、多少意図を持って並べてみました。

 それと、自分が、「何か書くなり話すなり」と書いたのは、「いまネットで言い合ってる愚痴+α」について、IPAイベントでパネリストやったSIerの重鎮自身が、何か感じるところがあったら表に出してほしいという意味です。自分の文章表現がまずかった。日本語って、難しいです。

 きっと重鎮の皆さんは「そんなのオレ達が若いころも散々言ってたよ。でもなあ・・・こういう考え方もあるだろ?」なんてことを言いたいのではないかと思ったんですが、それもやっぱり無理なのかなあ。

 自分らは無視でもいいけど、少なくとも最初の東大生の参加者の話には、何かフィードバックしてほしいと思いました。
 本日時点での彼の日記は、更新されていないのでフィードバックはたぶんないのでしょう。彼の真摯な問題提起に対して、当事者のSIer重鎮から何か返事があったとしたら、SIerも評価が少し上がると思うんだけどなあ。

IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ
IPAフォーラム2007で討論してきた

から

じゃ自分は化粧しないので6Kか:ところでIT業界というのはどの業界?

と茶化してみたものの、多様な(そして真摯に受け取れる)意見がblog界隈を賑わしていることが分かり、以降、「じゃ自分は化粧しないので6Kか:ところでIT業界というのはどの業界?」にひたすら追記してきた。

一般的に、同じテーマをとりあげるのであっても、時間が経過している場合は、新たなエントリとして書くのが一般的なのかも知れないけど、それぞれの間に流れが存在する場合は、追記したほうが、後で読み返す場合に都合が良かったりする。

で、追記を、新たなエントリとして登録しつつも、追記の元記事に「追記」できる機能があるといいと思った。以上。