先日の談義が続いていたので、またまた私的に追加整理しとくことにしました。
カレーなる辛口Javaな転職日記」さんリンクありがとうございます。

>>>>>[SIer][システム開発]技術的老化というSIerの持病(2007年9月25日 GoTheDistance

 前回の後半各エントリへの返信。「ダメエンジニアをかき集めて仕事を進めるスキーム」をどう変えるのかという議論を見据えつつ、SIerの人材マネジメントをどう考えるのか?を議論したい。特定領域に強みを発揮する専門会社群っていうのは総合病院のようなものが出来るイメージだなって話。
 そして後半は本議論とは少し別の話だが、この業界が抱えるもうひとつの構造的問題「人月とExcelとスーツで出来たオヤジ」との世代間闘争の話。(というか階級間闘争か?)

 [コメント]
 良い意味で白熱してまいりました。良い技術者と悪い技術者を統一的且つ網羅的に判断できるクライテリアは確かに必要だと思います。でも仰るようにこの業界の親父さん達はITSS!コールをしだすんだろうなっていう予想は同感。
 私的には、もう少し地に足ついた属性情報・・・つまり言語ごとの習得レベルとか、設計技法(DOAやOOAなどの考え方、UMLなどの表記技法や、テストの技法、etc…)とか、EclipseやTracなどのツール操作スキルとか、それぞれで知識レベルや経験レベルを整理できると、いい感じな気がするんですよね。そういう意味では、最近ではRubyなんかも技術者認定制度を始めるみたいだし。まあ資格オタクみたいな人もいて、やたら資格もってるけど実戦は・・・みたいなこともありましたが。

>>>>>>なんか誤解されてるな(2007年9月26日 雑種路線でいこう

 「[SIer][システム開発]技術的老化というSIerの持病」への返信。

ポイントは駄目なエンジニアを切れないことが問題なのではなくて、ユーザー企業が必要とする技術は変わるのに、そこで機動的に技術者を入れ替えられないことが問題なんだけどな。
なんか誤解されてるな(2007年9月26日 雑種路線でいこう

 [コメント]
 ITSSは、自分が前にいた会社の場合「いままでの、つぎはぎを重ね老朽化した制度に変わる救世主として」採用を検討したために、頓挫しました。だからといって、あるべき論から入れば導入できるのかっていうとそうでもないような気がします。結局、資格を軸にした制度ってのが分かりやすいのかなあって気がしました晩年は。その際に資格オタクの問題と陳腐化の問題が出てきますが、前者はキャリア制度と組み合わせて、あまり関係ない資格を取得しまくらないような足枷を設けたり、後者の陳腐化っていうところは、必要性が薄まっていきそうな技術に関しては、重み比率をわざと経年劣化させていくことで自発的なスキル移転を促すっていう・・・書いてて妄想レベルになってきたのでこの辺で。

>>>>>[雑記]SIerにキンタマつかまれてるユーザー企業はSIerと心中するしかないね(2007年9月22日 ザキンコの日記

 どっちにしろモラルのないSIerに未来はないけど、社員を使い捨てにして自分達の退職金だけはせしめようってお偉方が居るSIerには気をつけろっていう話。

 [コメント]
 逃げきり世代に逃げきられないためにはどうすれば良いんでしょうね?
 なんだか 「丸山眞男」をひっぱたきたい をふと思い起こしてしまいました。

>>>>>[システム開発]SI屋と顧客の未来(2007年9月23日 masayangの日記(ピスト通勤他

 利益追求を求められる会社組織としてみれば、キンタマつかんだSI屋ってのは、実は「モラルのある」行動をとってきた。そのワケは・・・って話。それで、予想されるシナリオを披露。

 [コメント]
 私もシナリオ1→シナリオ2が濃厚な気がします。でも既存の制約に縛られない会社が絶対勃興してくるはず。それがつまり外資なのかも知れないけど。日本人ってもしかしてDNAレベルでパラダイス鎖国と出遅れスタートが大好き民族?

>>>>>>[システム開発][Agile開発][どうでも良いこと]どーしたらいいんだろうね(2007年9月25日 masayangの日記(ピスト通勤他

 「[SIer][システム開発]技術的老化というSIerの持病」への返信。

 [コメント]
 ウォーターフォールモデル自体が既に破綻してますよね近年は。でも決裁するオヤジがそれしか分かんないから、当面は無理矢理ウォーターフォールをあてはめて破綻するか、周囲の理解やサポートなしでアジャイルを適用しようとして習熟不足で破綻するか。たしかに詰んでますな。
 こうしたblogに書きなぐっているだけだと打開できないのは同感ですが、こうして整理しとくことで少しでもオヤジ抵抗力がUPすればそれはそれで。

以上、元記事にも追加。蛇足ですが。

100時間録画OK ワンセグ搭載のフラグシップウォークマン「NW-A910」(2007年09月27日 ITmedia +D)
公式情報はこちら

 ワンセグEPG予約録画対応、ノイズキャンセリング機能搭載、など機能がけっこうすごい。あと、ナニゲに重さが74gって書いてあった。
 液晶サイズとスタイリッシュなUIではiPodに負けてるけど、これはこれでiPod対抗としては良いバランスだと思う。
 けど、iPodの凄さってハードウェアだけじゃなくてiTunesも重要なファクターっぽいですよね。使ったことないんで良くは知りませんけど。
 SonicStageも地道にVer.UPしてるけどどうなんだろう。特に動作性能は気になるところ。Linux版でないかなあ。

 それにしても、ワンセグってすごい供給量ですよね。全ての携帯電話に搭載される日も近そうだし。ただでさえ整合性がアヤシイNHK受信料モデル、完全に崩壊な気が。

ワンセグ受信機も受信契約の対象です。
ただし、ご家庭ですでに受信契約をいただいている場合には、
新たにワンセグの受信機を購入されたとしても、
改めて受信契約をしていただく必要はありません。
(公式サイト)ワンセグNHKサービス受信料について

 苦しいね・・・

[Java][プログラミング]プログラマなら人月なんかさっさと超えろ(2007年9月25日 矢野勉のはてな日記

 別に私、凄い人じゃありませんので恐縮ですが、脊髄反射的エールを。

 これってJavaに限らず、重層下請け構造の中では、どこも程度の違いこそあれ、似た状況ですね。

 逆に「人月」というものをうまく利用して、割り当てられた仕事をさっさと終わらせ、あとは自分の成長のためにうまく使っていけ!という風に受け取りました。総じて同感です。

 でも「人月」っていう単位そのものについて言うと、受託開発において作ったプログラムをお金に換えるツールとして「人月」よりよいものが思いつかないし、プログラムであれ何であれ、開発におけるタスク1つ1つのコストを見積もるための原始単位は時間(分)なので、それを積み上げていったら人月になっちゃった、という感じです。
#DanKogai様のようなスーパーな方は、秒って噂も・・・

 「人月」をやめようとしても、それに変わるものがまた必要となり、結局は問題が出てくるんだと思います。

 グラムとかメートルとか、要するに単位ですよね。同じ100グラムでも店によって値段も質も違うと。だから値段と質が重要なんだと。
 さらに言えばソフトウェアの質を表現すること、基準化することに、皆四苦八苦しているし、プログラマでも直接的に良し悪しに影響をあたえられる部分が、質である。

 なので個人的には、プロジェクトリーダーとかじゃなくて、プログラマという立場であったなら「人月を越えろ」っていうより「人月は忘れて別のことを考えよう」って言いたい。

 具体的には、過去の自分との戦いですね。20代でバリバリだったころの自分と比べて、体力に任せてつくれる「量」は減ったけど、「質」を高めて、過去の自分よりも効率よく成果が出せているか?
 もっとミクロな世界では、昨日の自分よりも良い仕事ができているか?明日もっと良い仕事をするためには何が問題で、どう解決すべきか?

 それを考えていると、1人月が多いとか少ないとか、どうでもよくなってしまいます。

 でも仕事を直接お金に換える必要がある立場に立ったら、先に書いたように結局「人月」を使うんですけどね。

 以上、勢いの余波を食らって書きました。あんまりノリノリじゃなくてすみません。

関連記事:明日の自分を創る