マイクロソフトの「Office無料化」で見えたクラウド戦争の“勝者の条件

なんでも、ネット上に「無料だけどしょぼいOffice」を提供して、豪華版が欲しかったら買ってね!とやるらしい。

WordもExcelもPowerPointもオフライン「でも」使えるから使っているのであって、ぶっちゃけ、わざわざネットにつないで機能限定版のOfficeなんて誰も使わないと思う(それでOKだったらGoogle使うよ)。

このアプローチは、逆じゃあねえかと。

むしろ、基本機能だけのOfficeをパクリOfficeに対抗しうる低価格でパッケージ販売(もしくはダウンロード販売)して、ごてごてした拡張機能を使うためには自社のサイトに登録してつないでね(で、あわよくば追加料金を・・・)、という戦略がよいと思うな。
#どうしてMicrosoftはネット決済機能を強化しないんだろうか。自社でクレジットカード会社くらい買ってもよさそうなもんだが。TV局買うよりはよほどペイしそうな気がする

でもって前にも言ったけど、販売価格も、数年おきにドカーンと数万円ではなくて、ウィルス対策ソフトよろしく、毎年数千円とかそういった値段でちびちび回収するのが吉だと思うね。
それでPCメーカーには初年度料金を負担させてデフォルトでプリインストールしてもらっちゃって、次年度以降は惰性で継続料金徴収っていう、またまた独禁法に引っかかりそうだが。

しかしながらOSという領域を半ば支配しているのに、なんでわざわざブラウザの中っていうレッドオーシャンに突っ込んでいくのか。
ブラウザにOffice機能を実装するんじゃなくて、Officeにインターネット機能を実装すればいいじゃないか。

Googleに一生懸命追従して、ナンバー1以外は生き残れない罠にどっぷりはまるのはどうかと思う。

参考記事1:MSが立ち遅れているのはネット対応ではなく資金回収モデルだ
参考記事2:Googleがまだ若かりしころ、MSが構想した仕組みがいまブレイク。MSよ、迷いを断ち切れ!