いやあ「The BASIC」の「西麻布日記」時代からのファンですよ。語り口と密度のギャップがすきです。

みずほ証券-東証の誤発注裁判、判決へ | 東証のシステム不備を契機としてレガシー化(陳腐化)問題を考える | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット 2009年2月17日〉
レガシーなのはシステム設計じゃなくて、発注する人と設計している人と使う人の頭の構造なんでしょうね。

 東証は次世代システムを構築中で、今年後半の稼働を目指している。これまでのシステムを全面刷新し、世界最高レベルの性能と信頼性を確保するという。 CIOを置き、丸投げをやめ、品質管理部も設け、システム障碍の再発防止のための特命プロジェクトチームも発足させている。

みずほ証券-東証の誤発注裁判、判決へ | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット 2009年2月17日〉

頑張ってるみたいですね。が、そのCIOってのはたしかNTT-Dじゃなかったかなあ。

【速報】東証のCIOにNTTデータ子会社社長の鈴木義伯氏:ITpro(2006年1月24日)

中央官庁にがっちり食い込んで、うまい汁を吸っているのもNTT-Dなら、巨大システム構築のノウハウ、開発プロジェクトをまわすノウハウを持っているのもNTT-D。これぞジレンマってやつ?

そしてこんな記事も。

いつもみなさん夜遅くまで働いているようだし、一人ひとりの社員には、モラルも能力もとても高い方が沢山おられる。が、組織集団となったときに、一人ひとりが持つ能力の合計値を下げる方向に向かっているのではないだろうか。
TABLOG:NTTデータDoblogの障害を見て~やはり辞めてよかったと思う元社員 – livedoor Blog(ブログ) (2009年2月15日)

散々な言われよう。まあ今まで吸った汁の総量から考えたらそれくらい言われても仕方がないとは思いますが。
自分も、過去に仕事でご一緒させて頂いたり、そうでなくても常に結構近いところで仕事してましたが、書いておられる通り現場の技術者はカナリ優秀な方々ですよ。やっぱ天下のNTT-Dはすげえな、と素直に感じます。そしてチーム力も総じて優れていると思います。ただ部署によっては・・・ですね。あれだけでかい会社だったら部署によって強いところ弱いところが出るのも仕方がないとは思いますけどね。
でも結局そうした組織力のムラとかって話は、現場ではなくて部門長や経営者の問題に起因することが多いような気がしますね。
太平洋戦争における米国軍による日本軍評価「下士官以下、いわゆる現場は有能、勇敢。参謀クラス以上は無能」は、時代を超越し、官民問わず常に日本組織における問題の核心をついていると思っております。