「ジェイコムショックを引き起こしたコードのバグが法廷に登場」なんて記事を読んで、法廷に提出されるソースコードと、その取り扱いに興味シンシンながら、415億円の損害賠償訴訟の争点がバグ1つなんて、恐ろしすぎる!という恐怖感が先行。

#実際には、他にも争点はあると思うが

 引用元記事のコメント欄に書かれている意見にもあったが、書いたプログラマ個人に責任が負わされる可能性は少ないと思う。
 けど、このバグを作りこんでしまった技術者はソートー凹んでるだろうなあ。

 近頃、個人情報保護やら何やら盛り上がりすぎていることも影響して、昨今、このような損害に関する契約条件はどっちかというと「無限責任」的な方向へ進んでいるような気がしている。

#そしてその個人情報保護の盛り上がりは、我々システム屋がマッチポンプ的に煽ってしまったことも要因と思う。J-SOXにしろ、数年後にはY2Kよろしく、「システム屋の煽りに騙された!こんな高いシステム買わせやがって!金返せ!」みたいな声が広がる懸念を感じたりもする)

 もちろん作り逃げや実力不足などの、酷いシステム開発会社が存在している事実もある。

 しかしあまりに契約条件がユーザ本位に偏りすぎると、受託ソフトウェア開発なんてリスクの高い商売やってられまへん!となり、かえって業界の衰退が促進されてしまう気がしている今日この頃。

 しかし、実際に情報漏えいやバグで実害を受けるユーザ企業の立場を考えれば、賠償責任は当然だろ!という意見も否定は出来ない。

 そこでアイデアなんですけど…ソフトウェアのバグによる損害を補填する保険商品(市場)は開発できないものだろうか?

 うまくシステム設計すれば、契約条件(作業条件)の厳格化、リスクの第三者評価、いざ損害が起きた場合の金銭的補填、などに寄与するのではないかと思ったりする。

 もちろん、ソフトウェアという、中身の質も仕事の質も極めて見えづらい代物に対して、実現性があるのかどうかカナリ検討の余地はあるだろうけど!